陶芸家・熊本栄司の陶芸春秋

陶芸家・熊本栄司の日々の活動や思い、陶芸家としての喜怒哀楽を綴ります

RSS     Archives
 

スポンサーサイト

 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 

DRIVE TO 長浜

 
今日は何の予定もない日曜日。

ここしばらくどこにもお出かけしてなかったので
気分転換をかねて滋賀県の長浜で行われている
「アート イン 長浜2008」にドライブがてら行ってきた。

実はこのイベントには四日市からも2人の知り合いの作家が
出品していたし、一度も見た事がなかったので
雨の中、いざ出発。

国道365線をゆっくりと進み、なんら問題なく現地の長浜に
到着するも駐車場がどこも一杯で車を止められない。

しかも、駐車場案内はどこにもない。
普通、イベントをする場合、主催者側が駐車場誘導をするのだけど
「ここからは車で入ってはダメです」というおじさんが立っているだけで
他府県から来たお客さんは会場周辺で右往左往。

主催者側にはちょっと一考していただきたい。

仕方ないので駅前のスーパーの駐車場に並んで入る。

そこの店で少しのお買い物をすれば2時間はタダになるので
次回からはそこを利用すると決めた。

さて、会場を歩くも雨が降っていてテントでの出品の方には
本当に気の毒な感じ。

私の友人の作家は幸運にもアーケードの場所が与えられていた
ので雨の影響は無く、しかも照明があるので明るい感じで
店を出していた。

割り当てられた場所で売上げはかなり左右されるのでは
ないかな~?なんていらぬ心配をしてしまう。

・・・というのも、正直言って、私の場合こういうイベントを心から
楽しめない。

純粋なお客さんというよりは、やはり作り手、売り手の立場になって
見てしまい、会場の隅っこで雨に打たれながら出品していて、しかも
お客さんが全然立ち止まってくれないような状況を見ていると
なんだか他人事とは思えなくなってしまう。

疲れているのか、下を向いて本を広げている出品者も・・・
思わず「がんばれ!がんばれ!」と心の中でおせっかい。

全体的に価格は安い。

私の友人もいつも作っている値段よりもかなり低い設定で
出品していた。

「どうだい?調子は?」

「えへへへ・・・今日の売上げ次第かな~?
ま、出展料が安いので救われているかな?」

・・・ってな感じ。

店を出店している人も若い人から、お世辞にも若いと言えない方まで
幅広い。

若い人の出店は見ていてそれほど何も思わないんだけど
ある程度の年配の方のバックグラウンドが正直気になった。

趣味で出展しているのか?生活をかけて出品しているのか?

もし仮に生活をかけての出品であるなら、割りふられた場所、天気は
死活問題。

そして会場内には体験陶芸をできる店もあり、ちょっと様子を伺わせていただいたのだが
誰かの作った作品をスタッフの人が後から少し補強をしたり手直ししている
風景は、「ああ、どこも同じだな~」という印象を受けた。

出店しているのは陶器をはじめ、ガラス、絵画、木工、金属・・・
結構バラエティーに富んでいた。

今回私は何も購入しなかったのだけど、気になる作品はありましたし
勉強にもなりました。

その後、長浜を後にしたら途中で・・・

「国際花市場」というのぼりがたくさん立っていたので
思わずつられて行ってみた。

なんと入場料200円。うげげげ!金取るの???

会場の様子はこんな感じ。

「日本」「韓国」「オランダ」「ポーランド」他色々な国の花で
各国の特徴を演出しているブース。

hana1.jpg


hana2.jpg

即売もやっていて、カミさんが何がしかを購入。
他のお客さんですごく大きな蘭を買っている人がいた。

一鉢2万円以上する花。

長浜では低価格に設定された作品を雨の中、売っている。
こちらは一鉢2万以上の花や大きな鉢植えがヘラッっと売れている。

花市場の会場に流れていたアンデスの楽曲が非常にゆるい感じで
なんだかシオシオのパー状態。

私の顔はいつの間にか苦笑いになっていた。

人気blogランキングへ

banner2.gif

スポンサーサイト

Comment

No title

影丸さん

まるさんにお会いになってのですね。
とても親しみやすい感じの方だったでしょう?

「退路」を断ち切る覚悟というのはすごい表現
ですね~。

私の場合、「陶芸」という木を20年以上も
上り続け、気がつくと降りられない高さまで
来ていて、後退しようにもできない状況なんです!
あははは

後ろには下がれない、かと言って前も見えない。
ならば・・・前進あるのみ!って感じです。

植木等の・・・
「そのうちなんとか、なるだ~ろ~お~!」
ってな調子です。とほほほ

もっと決死の覚悟がいるのでしょうね~
(なぜか他人事)

オリジナリティーに関しては本当に
難しいですね。

人真似から始まっても最終的には自分の
色にすれば良いだけなんですが、細かく見ると
実はそれぞれにその人の個性というのは作品に
出てはいるんです。

ただ、それが自分はわかっていても
他人の目から見た場合、他の
作品との区別がつかない場合、オリジナリティー
が欠如していると思われてしまいます。

そうなると、他人との作品とはあきらかに
違う作風にすれば問題解決なんですが
そうも簡単にはいきませんよね。

オリジナルを無理に出そうとすると私みたいに
ドツボにはまってしまいます。

気がつくと自然とオリジナリティーが出ていた
・・・となればシメシメなんですがね!


2008.10.06 | 熊本[URL] | Edit

お会いしました。

今日、初めて「土の器工房」の”まるさん“とお会いしました。
”まるさん“は隣町のショピングセンター内の酒屋さんの一画を借りて、作品を展示為れてました。
其所で”まるさん“とお話し為せて頂いたのですが、私が思った事は、何か「アクション」を起こさない限り何も始まらないという事。(当たり前だけど・・・)プロであれアマであれ、陶芸に対する思いに大差は無い。と言うが解りました。ただ、どれだけ陶芸と言うものに対して執着出来るか?ど言う事。それから、「退路」を断ち切る覚悟をつけられるか?という事でプロとアマの違いが在るのかな?と思いました。だから、この様に、好き勝手な事言って、好きな時に好きな様に焼き物を為ている自分は、陶芸家の方から見ると一番面倒な輩なのかも?思ったりして・・・・・(^_^;)
ともかく、“まるさん”の陶芸に対する姿勢。良い勉強させて頂きました。
当の私と言えば、先頃出品した「市美展」に於いて、審査員の方から直接ではありませんが「オリジナルティーに欠ける。」と言われまして・・・・・(T_T)確かにその通りでございます。(^。^;)
と言う事で、自分の「オリジナルティー」とは何だろう?と模索中です。

2008.10.06 | 影丸[URL] | Edit

    
プロフィール

熊本栄司

Author:熊本栄司
陶芸家・熊本栄司

三重県四日市市在住。
陶芸ビエンナーレグランプリ。
朝日陶芸展 秀作賞・新人奨励賞。
日展など多数の公募展に入選。

岐阜県瑞穂市の市章をデザイン




カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -


ブログ内検索

最近のトラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。