陶芸家・熊本栄司の陶芸春秋

陶芸家・熊本栄司の日々の活動や思い、陶芸家としての喜怒哀楽を綴ります

RSS     Archives
 

スポンサーサイト

 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 

難しい文章

 
先日、松本市美術館で買った八木一夫の「オブジェ焼き」を読んだ。

面白かったのが半分・・・・

日本での陶オブジェ作りの第一人者として有名な八木一夫も
色々な体験や経験があり、それを通しての氏自身の目で見た、
または心で感じた感想などを書いてあった。

同じ陶芸作家として共感する所も多くあり、大御所である氏も
私ごとき作家と同じような気持ちを持っていたという事で親近感がわいた。

また、石黒宗麿やピカソ、ヘンリー・ムーアなどへの感想も
非常に興味深かった。

しかし・・・つまらなかったのが半分・・・

いや・・・つまらなかったと言うより理解不能
だったのが半分と言った方が正しいかも知れない。

とにかく、文章の形態がどこか難しい文学的というか、哲学的というか
とにかく読みづらい。言葉づかいが難しい。文のはじめから句点までが
長すぎて同じ行を行ったり来たりで目が変になってしまう箇所がいくつもあった。

海外の難解な作品の日本語訳を読んでいるような、大学教授の
淡々とした長い講義を聞いているような・・・

それは単に私がバカだからなのだろうか??
文章読解能力に欠けているからだろうか??

得てして、作家(文筆業ではないモノ作りの作家)は時になぜか難しい文章を
好んで書く・・・いや、積極的に書く傾向がある。

日ごろ、なんとなく漠然と感じている、しかしそれほど気にもしてなかった
そんな事を今回この本を読んでいたら・・・気になりはじめてしまった。

(誤解なきようにしておきたいのだけど、この本の内容はすばらしいと
思ったけど、時に何を言っているのかわかんなくなる事がしばしば
だったという事だけ・・私の読解力不足だろう)

八木一夫の本の事はこれでさておき・・・

他の雑誌や本、ネットのブログからもその傾向は読み取れる。

難しい語彙(ごい)や言い回し。
日頃使わないような四字熟語や漢字。
歴史からの色々な引用。
自作っぽい単語、造語、フレーズ。

それを読んでいる人は半分は理解できないながらも読み続け

「この人は実はレベルの高い思考をしているのか?」

・・・と思わせるような書き方をあえてしているみたいに思えてならない。

難しい事を他人に伝えるには、より分かりやすくするべきである。

賢い人は知識があり、情報があり、自らの高度な考え方や理論を
文章にしたりして発表するのは当然としても・・・

もっと賢い人はそれをわかりやすい文章や比喩で伝えている。

それが本当に賢い人が書く文章だと私は常日頃からそう思っている。

頭は賢いんだけどKY(空気読めよ!)的な部分が欠如している場合が
けっこう多い。

ま・・・・そもそも毎回バカな事を書いている私の文章は
とても、他人の事を言えた義理ではないんだけどね。

今からでも遅くない!勉強しよ~っと!


ブログランキングに参加しています。クリックよろしく!

人気blogランキングへ

banner2.gif


スポンサーサイト

Comment


    
プロフィール

熊本栄司

Author:熊本栄司
陶芸家・熊本栄司

三重県四日市市在住。
陶芸ビエンナーレグランプリ。
朝日陶芸展 秀作賞・新人奨励賞。
日展など多数の公募展に入選。

岐阜県瑞穂市の市章をデザイン




カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -


ブログ内検索

最近のトラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。