陶芸家・熊本栄司の陶芸春秋

陶芸家・熊本栄司の日々の活動や思い、陶芸家としての喜怒哀楽を綴ります

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タタラ作り

 
巷の学生は夏休みに突入しました。

いや~・・・うらやましいです。

まあ、かつて私も学生の頃は夏休みがあったワケで・・・

今日から夏休み子供陶芸教室というスペシャルな教室がスタート。
朝から数名の小学生や幼児がお皿を作りに来ました。

子供陶芸教室は正規の体験教室とは違い、土も少ないし時間も
30分~1時間という事なので、約1時間ほどで終了。

その後はある生徒さんが某陶芸展に出品するための
超法規的特別授業。

逆算すると間に合わないのです。とほほほ

私はと言えば・・・今日は新作作り。
ちょくちょくその生徒さんの様子を見ながらの作業となりました。

私は元々・・・一番得意としているのはタタラ作り(板作り)の技法なんですが
今まではあえて、そこからは遠のき、ロクロとかひも作りとかの作品を
作っていました。(なんでやねん?)

しかし、今日はタタラの作品で勝負。

しかも、超薄の板での作業となりました。

超薄の土の板を一旦筒状にして作業開始。
立っているだけで不思議なくらい。今にも倒れてきそうです。

とにかく、今日は色々なパターンを作ってみまして、なんとなく勘を取り戻した
感じですが・・・もうちょっと改良の余地がある感じで・・・

まあ、今日作ったのはプロトタイプって事にしておきましょう。
(だから写真公開はもうちょっと後で・・・)

タタラ作りの極意・・・それは・・・触らない事。

接着部分や変形部分以外は極力触らない。
土(この場合は板)の特性を生かすには、触らない事。

下手に触ると後からイヤな風に反ってきたり変形したり
土のしなやかさが失われます。

それと・・・ふっくらと作る事。ベコンと凹んだりすると
貧弱に見えてしまいます。

以前に陶芸ビエンナーレでグランプリを獲得した作品も
最小限の指の圧力だけで、後は自然の変形に重きを置いた作品でした。

かと言って、板にした状態から何もしないのでは作品は生まれてきません。

タタラ作りの場合は基本的に展開図を頭の中でイメージして
あとは・・・重力との戦いになります。

重力を敵にまわすか味方につけるか?

ビエンナーレの場合は味方につけましたが、今回の作品は
重力との戦いになっています。

うう・・・倒れてくるぅ~~~!!・・・っと何回独り言を言ったでしょう。

作品が完成したら写真公開です。


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Comment

No title

けーやんさん

本当に暑いですね。

ふっくらした感じというのは意外と
薄い板の方が感じが出るんですが・・・
今回、私が作ったのはふっくらと言うよりは
トンガリトンガリって感じかも??

うまく焼ければアップしますね!
お楽しみに???に!

2008.07.23 | 熊本[URL] | Edit

No title

お久し振りです!
毎日、暑いぃぃですねぇ 
毎朝、蝉時雨ならぬ蝉騒音ですね

たたら  極薄のたたら
ふんわり~~なんて、優しい響きなんでしょう!
(ちょっと・・イヤイヤ、カナリ以外でした・・・)
土から、極薄の板になって
ふんわり~~
早く、作品を 拝見したいです!!

暑さに負けずに 頑張って下さいね!!

2008.07.23 | けーやん[URL] | Edit

    
プロフィール

熊本栄司

Author:熊本栄司
陶芸家・熊本栄司

三重県四日市市在住。
陶芸ビエンナーレグランプリ。
朝日陶芸展 秀作賞・新人奨励賞。
日展など多数の公募展に入選。

岐阜県瑞穂市の市章をデザイン




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