陶芸家・熊本栄司の陶芸春秋

陶芸家・熊本栄司の日々の活動や思い、陶芸家としての喜怒哀楽を綴ります

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うちの教室は・・・

 
陶芸教室とは基本的に陶芸を習うところであります。

当然の事ながら陶芸教室には陶芸を習いに来る生徒さんが来る事になります。

しかしながら、うちの陶芸教室は純粋に陶芸を学びたくて来ている人もいれば
おしゃべりや会話をメインに来られる方もいます。

うちの陶芸教室は陶芸の訓練校でも、プロ養成機関でもありません。
うちに来て楽しい時間を過ごしていただく事ができればそれでOKです。

ですからおしゃべりだけに来る人がいても全然構いません。

当然、私はボランティアで陶芸教室をやっているわけではないので
人が来てくれるだけでも、受講チケットが消費されますので
私としては陶芸をしようがしまいが、教室に来てくれるのは大歓迎です。

しかし、せっかく陶芸教室に来るんだったら、やっぱり陶芸の事を
少しでも習って欲しいとも思いますし、作品もガンガン製作して欲しいとも思います。

ヤル気はあるんだけど、手が動かない生徒さんもいます。

つまり何を作って良いのかわからない・・・という状態です。

「自由に何でも作って良いですよ!」と言われても、バンバンとアイデアや
作りたいモノが浮かんでくるワケではないのはよくわかります。

私も次の作品をどうするか?・・・という問題にぶち当たるとまったく手が動かなく
なります。

生徒さんとまったく同じです。

そこで生徒さんに「こんなのはどうですか?」「あんなのは如何ですか?」と
提案するんですが、「じゃ~・・そうしますぅ~」ってな感じで作り始めても
やはり動きが鈍い。目の輝きが違う。

陶芸教室に行っている事を友人に言ったら、作品の依頼を受けてしまった人という
生徒さんがいますが・・・・こういう生徒さんは無敵です。

そこには使命感があり、作る事への責任感。作者である自分への評価アップを狙う自尊心。

結局はそういう事なのかも知れません。

陶芸理論やら陶芸鑑賞やら陶芸技法やら陶芸の歴史やら・・・
陶芸教室の先生がいくら説明したとしても、自分から知りたいと思わなければ
まったく意味がありません。

陶芸作品が上手く出来たとか出来なかったとかは、第三者的立場で先生は
評価はしますが、最終的には自分自身で評価する時がやってきます。

これでいいや・・・と思えばそれでよし!
いや、まだまだここを直したい!・・と思えば直すに値する作品なのであります。

どうわからないか?という事がわからないから他人に意見を聞いてしまうのです。
もっと簡単にいえば「どこが良いのかわからない」「どこが悪いかわからない」

経験を積んでくれば、形が崩れているような作品でも、あえて崩しているのと
崩れてしまったのとの違いが分るようになってきます。

先にも書きましたが、うちの陶芸教室は訓練校でも研修所でもありませんので
頭の中カラッポで来ていただいて結構ですし、ヤル気がなくても全然OK。

ただ・・・時々・・・自分で陶芸雑誌や本を買って得た知識を先生にぶつけて
先生を困らせて欲しい気持ちもたまにはあります。

・・・と言いながら世間話に一番食いついているのは何を隠そうこの私です。
とほほほほ・・・ごめんなさい。

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Comment

No title

さかさん

それでも良いんですよ!

2008.03.15 | 熊本[URL] | Edit

No title

私などほぼお喋りがメインな生徒になりそうですね~(^^;)今も全然熱心にやってませんからね・・・。

2008.03.15 | さか[URL] | Edit

    
プロフィール

熊本栄司

Author:熊本栄司
陶芸家・熊本栄司

三重県四日市市在住。
陶芸ビエンナーレグランプリ。
朝日陶芸展 秀作賞・新人奨励賞。
日展など多数の公募展に入選。

岐阜県瑞穂市の市章をデザイン




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