陶芸家・熊本栄司の陶芸春秋

陶芸家・熊本栄司の日々の活動や思い、陶芸家としての喜怒哀楽を綴ります

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自分史(塞翁が馬編)

 
教室を始めるにあたり・・・

作家仲間からは教室を運営するという事は熊本は陶芸作家だけでは
食べていけなかった・・・という暗黙の了解が漂っていたし、
直接、私に「落ちぶれた」とご親切に助言?をしてくれる優しい?仲間もいた。

別に他人様から言われなくても、数々の公募展活動や個展活動を
してきた自分が・・・いや・・・やるだけの活動をしてきたからこそ、
作家だけで食べていってない事に対して、はがゆさと悔しさ、
なんとも情けない気分でいる事は自分自身が一番よく知っていた。

今までの努力は何だったんだろう?
何のために公募展に出品し続け、
何のために多数の個展を開いてきたのだろう?

安易に売れ筋を狙わず、個性的である事に重点を置き、あえて砂利道を
選んで歩いてきたつもりだった。

ま、思うことは色々あれど、とにかく苦肉の策で教室はスタートした。

(個展やグループ展、企画展等は回数を減らしたけれども
継続的にやっていた。)

しかし、実際に教室をスタートしてみると、今まで一人で色々と深く考え込み、
とにかく闇雲に突っ走っていた頃とは違うプラスの局面が見えてきた。

人生万事塞翁が馬なのか???

収入が劇的に伸びたという事では決してないけど、教室の場合
現金収入なので、何ヶ月も先の収入を心配する事はなくなった。
(いや・・・今でもと~~~っても不安なのだが・・・)

今まで工房で一人、黙々と作品作りだけをしてきたけど
教室には色々な年齢、職業の人が来てくれ、知人の数は倍増した。
(ギャルは特に大歓迎!)

それはそれで教室も楽しい。

他人との関わりが希薄な人間はやはりさみしいものだ。

多くの人と交流を深める機会も増えた。

eiji31.jpg

また生徒さんの作品を見て、逆にヒントをもらう事もあったし、
色々な考え方にも接する事ができた。

生徒さんが「お客さん」になってくれる事もまた非常にありがたい事だった。

生徒さんにスラスラと即興で陶芸を指導できるのは、今まで数多くの
公募展と個展でやってきた事で全然、無駄ではなかったのだ。

そして、少しお金ができるとトイレも下水道を通し水洗トイレにした。
これでトイレ問題は解決ハリマオだ。

toire.jpg

そしてまた、ギャラリーも作った。

gyarari.jpg

こうやって個展活動中心の生活から教室と平行しながらの生活のおかげで
色々な地盤固めができ、あたらしい方面で人生を見る事ができるようになった。

しかしな~・・・自営業というのはこういう設備投資というのに
お金がかかるものできりがない。

電気窯も新しく買ったし。

トイレやギャラリーにかけたお金があれば海外旅行など何度も行けた。
旅行らしき旅行にも行かずに、とにかく設備充実に金をつぎこんだ。

さて・・・明日で自分史はとりあえず最終回です。
(こんなに長くなるとは思わなかった)


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Comment

No title

さかさん

また、教室に作りに来てね~!

2008.12.02 | 熊本[URL] | Edit

No title

生徒ではないけれど、熊ちゃんの教室で楽しませていただきました。これからもいろいろと企画して頑張って下さいね(^_^)v

2008.12.02 | さか[URL] | Edit

    
プロフィール

熊本栄司

Author:熊本栄司
陶芸家・熊本栄司

三重県四日市市在住。
陶芸ビエンナーレグランプリ。
朝日陶芸展 秀作賞・新人奨励賞。
日展など多数の公募展に入選。

岐阜県瑞穂市の市章をデザイン




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