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陶芸家・熊本栄司の陶芸春秋

陶芸家・熊本栄司の日々の活動や思い、陶芸家としての喜怒哀楽を綴ります

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ユーミン考

 
個展が1週間後に迫り、最後のあがきを続けています。

さて、昨夜某レンタルショップに行き色々なDVDやCDを
借りてきました。

その中にユーミン(松任谷由美)の一番新しいアルバムの
「A GIRL IN SUMMER」というのを
借りてきました。

私は物心ついた時からユーミンのファンで全ての
アルバムを聞いています。

彼女は飛びぬけた才能をもっているし、流行やトレンドにも
人よりも一歩も二歩も先行く感性の持ち主だと思ってます。

今までにヒット曲をいくつも残しているしまさに・・・

「天才と呼ぶにふさわしい!」

しかし・・・個人的にはアルバム「Frozen Roses」あたり
からなんとなく勢いというか、そういうモノを感じなくなって
きました。

実はユーミンのアルバムが出る度にすぐに買っていたのですが
今回はアルバムが出ていた事さえ知らなかった。

世間の話題性もちょっとトーンダウンしているみたい。

・・・・で今回もアルバムを聞いてみたんですが・・・
ユーミンが作った曲ですから悪くはないです。

悪くはないんですが・・・う~ん・・・

「速水イマイチ」

って感じです。

独断と偏見の個人意見で極論を言うとユーミンの場合・・

ファーストアルバム「ひこうき雲」
セカンドアルバム「MISSLIM」

の完成度が高すぎる。

完成度というのは録音の状態やアレンジの状態の事ではなく

「みずみずしさや若さ」

ユーミンという作家の原点であり、コアな部分がストレートに
出ている感じ。

もちろん、後からのアルバムでも良いのは一杯あるけど。

作家は経験を積んで新しく作品を作っていき、より高度な
テクニックや完成度を求めるようになってきますが
どうしても経験を積めば積むほど無くなっていくものもあるんです。

それが「みずみずしさや若さ」

今回のアルバムとファーストアルバム「ひこうき雲」を
天秤にかけた場合、ユーミンには申し訳ないが圧倒的に
「ひこうき雲」の勝ちです。

作家が一番言われたくない言葉に・・・

「昔の方がよかった!」

というのがあります。

実は私もユーミンの事を言える立場ではありません。

私の作品をたくさん買ってくださっているファンの人にも
「昔の方がよかった」と言われた事があります。

これは大問題でした。

しかし、私の中では「昔より進化している」と思ってました。

しかし、先ほども書いたように進化すればするほど、そして
テクニックが上がれば上がるほどに、無くなっていっている
モノもあるのです。

ここで作家とその作品を見る側とでギャップが生まれてきます。

作家の作品は年を重ねる毎に進化し続けなければいけません。

しかし、進化すればするほど退化するものもあるのは
なんとも、なんとも、なんともジレンマです。

う~ん、本当にリンダ困っちゃいますぅ~。

最近のユーミンのアルバムは全然聞かずに、昔のアルバム
ばかり聞いているのは・・・単に・・・

「歳を取った証拠?」

なのでしょうか??やれやれです。

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プロフィール

熊本栄司

Author:熊本栄司
陶芸家・熊本栄司

三重県四日市市在住。
陶芸ビエンナーレグランプリ。
朝日陶芸展 秀作賞・新人奨励賞。
日展など多数の公募展に入選。

岐阜県瑞穂市の市章をデザイン




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